【FEH】ユニット評価　夢の中の微笑み スリーズ

ステータス・個体値（星5）

二種の専用スキルを持つ二人目の緑魔騎馬ユニット。バランス型だがそこそこ優秀な速さを持つ。

オススメ上昇値は速↑。36となり、追撃の可能性が増す。
魔防↑も良い。4上がり、デフォCスキルの魔防の策謀が発動しやすくなる。

オススメ下降値は悩ましいが守備↓。4下がり物理ワンパン圏内が37+15=52となってしまうが、他に下げても良い箇所が見当たらない。
魔受けを完全に捨てブレード運用するのであれば魔防↓も良いが、デフォスキル構成が死ぬ。

スキル

武器

専用武器。
敵の受けているデバフ値をダメージに加算するというこれまでになかった効果を持つ新武器。
スリーズはデフォでB,Cスキルにデバフを持っており、仲間に頼らずともブリザードの威力を上げることができる点が素晴らしい。もちろんアルヴィスや暗器といったデバッファーと共に出撃させればより強力となる。また、魔防+3も地味ながら優秀。

強力な専用武器であるため、この武器を無理に変更する必要はないが、そこそこ優秀な速さを生かしてグルンブレードを持つという手もある。
グルンレイヴン＆A相性激化も強力だが、同じ緑魔騎馬であるセシリアのほうが適任だろう。

補助スキル

なし。

騎馬ユニットであるため引き込みや引き戻しがオススメ。

奥義スキル

魔防をダメージに加算する奥義スキル。
スリーズはそこそこ魔防が高めなため氷華との相性は悪くはないが、カウント数がより少ない氷蒼のほうが汎用性が高いだろう。
また、魔防↓個体やスキルで盛らない場合は月虹のほうが安定する。

Aスキル

攻撃を代償に魔防を上げるAスキル。
魔防+5は強力だが、攻撃が-3されてしまうのはとても痛い。
とはいえデフォCスキル魔防の策謀の発動条件を考えると、スリーズとの相性は良好である。
基準値個体の場合の魔防はブリザードと魔防の城塞3を合わせることにより25+3+5=33となり、中々の水準となる。

このスキルを外す場合、魔防はお世辞にも高い値ではなくなるため、受け運用より攻め運用のほうが適したキャラクターとなるだろう。
獅子奮迅、相性激化、鬼神・飛燕・鬼神飛燕の一撃などがオススメ。

Bスキル

新スキル＆継承不可スキル。
守備の最も低い敵一人のみを弱体化させるという新しいタイプのスキル。
弱体化してほしい敵に効果が発動してくれるとは限らないため、場面によっては腐るが発動してしまえば非常に強力。これだけでスリーズの専用武器ブリザードの攻撃が+12される。

たとえば縛鎖で敵の弓リンの守備が最も低いことを確認し、アンチとして出す、といった運用法が最適だと思われる。ただし敵の一喝スキルには注意。逆にバフとして利用されてしまう。

敵の構成によって強スキルにも無用スキルにもなりえるため評価が難しいスキルだが、専用スキルであることも踏まえるとスリーズを運用する上でこのスキルは変更せずとも良いだろう。

Cスキル

魔防デバフスキル。
スリーズは魔防の値がイマイチであるため、このスキルの発動機会はどうしても限られがち。専用武器ブリザード＆A魔防の城塞をそのまま使うのであれば魔防33であるため使い物になるが、これらを外している場合はスキル変更も視野に入れるべき。

他の選択肢としてはブリザードを活かすために○○の威嚇、騎馬パなら騎馬バフなど。

聖印

魔防特化運用の場合は攻撃の策謀聖印でCスキルと併せて2種デバフを与えるのがオススメ。
攻め運用の場合は微妙に足りない速さを補うために速さ聖印が良い。

総評

専用スキルブリザード＆氷の封印が光る二人目の緑魔騎馬ユニット。
2つの専用スキルはどちらも強力であり、別のユニットでは真似出来ない素晴らしい個性となっているが、反面でステータス配分はイマイチ。速さはやや高いが、その他は並かそれ以下である。いかにも魔防が高そうなデフォスキル構成なのに基準値25というのは非常に惜しい。

スリーズはデフォ構成と魔改造する場合でガラっと運用方法が変わるユニットだと言える。
デフォ構成だと魔防33を活かして策謀でデバフを与えてブリザードの火力を上げつつ、魔受け中心の運用法となる。
対して魔改造する場合はグルンブレードを持たせ、バフをもらっての攻め運用となる。
速さ↑個体なら攻め運用、魔防↑個体なら魔受け運用が向いているだろう。

ステータス総合値はインフレしておらず、既存の緑魔騎馬であるセシリアと同水準であるため、めちゃくちゃ強い！！といったユニットではないが、十分強力と言える。専用スキルや高めの速さを活かし、セシリアとの差別化を図り運用しよう。

総合評価：A+